ローカルMCPプロキシ(Local MCP Proxy)
Local MCP Proxyは、AI Hub外部のさまざまなアプリケーションでMCPプリセットを安全に利用できるようにする機能です。 Cursor IDE、Claude Desktop、WindsurfなどのツールでAI Hubのプリセットを直接活用し、より効率的で統合的な作業環境を構築できます。
主な機能
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セキュリティ強化 → 単純なURL共有方式ではなく、暗号化された認証システムを通じてユーザーリソースを安全に保護します。AWS Signature V4や署名ベースの認証で不正アクセスを遮断します。
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多様なツール対応 → Cursor IDE、Claude Desktop、Windsurfなど人気のツールで直接利用できます。お好みのツールでAI Hubのプリセットを自然に活用できます。
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簡単なインストール手順 → ワンクリックインストールコマンドで複雑な設定なしに素早く連携できます。インストールキーは10分間有効で、安全かつ便利にセットアップできます。
機能概要
Local MCP Proxyは、次のような主要コンポーネントで動作します:
- Local MCP Proxy:ユーザーのローカル環境で動作し、MCPホストアプリとAI Hubサーバー間の安全な通信を仲介します。
- 暗号化認証:すべてのリクエストに時刻ベースの署名を生成し、セキュリティを確保します。
動作フロー
インストール方法
ステップ1:インストールコマンドの発行
- QueryPie AI HubのMCPプリセットページに移動します。
- 利用したいクライアントツール(Cursor、Windsurf、Claude Desktop)を選択します。
- インストールコマンド生成ボタンをクリックし、ワンタイムインストールコマンドを発行します。
ステップ2:コマンドの実行
発行されたコマンドをターミナルで実行します:
npx -y @querypie/mcp@latest install "preset-name" "preset-id" --client "cursor" --key "installation-key"
注意:
- インストールコマンドは10分間のみ有効です。
- コマンドは1回限り有効で、再利用できません。
対応クライアント
クライアント | 設定ファイルパス |
---|---|
Cursor | ~/.cursor/mcp.json (macOS/Linux)%UserProfile%\.cursor\mcp.json (Windows) |
Claude Desktop | ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json (macOS)%AppData%\Roaming\Claude\claude_desktop_config.json (Windows) |
Windsurf | ~/.codeium/windsurf/mcp_config.json (macOS/Linux)%UserProfile%\.codeium\windsurf\mcp_config.json (Windows) |
セキュリティ特性
- 時刻ベース署名:すべてのリクエストに現在時刻を含め、リプレイ攻撃を防止します。
- デバイス固有認証:各デバイスごとに固有のDevice IDを生成し、不正な複製を遮断します。
- 自動キー失効:インストールキーは10分後に自動で失効し、セキュリティリスクを最小化します。
- 暗号化設定:すべての設定情報はAES-256-CBCで暗号化保存されます。
活用シナリオ
業務ツール統合環境
Cursor IDEで作業しながら、QueryPieのデータベースツール、GitHub連携、Slack通知などを自然に活用できます。
データ分析作業
Claude Desktopでデータ分析作業を行いながら、QueryPieの多様なデータソースに直接アクセスし、リアルタイムインサイトを得られます。
コラボレーションツール統合
Windsurfで業務を進めながら、Jira、Confluence、Notionなどのコラボツールを1つのインターフェースで統合管理できます。
まとめ
- 安全な外部連携:強力な暗号化と認証でSaaSアプリ連携も安心
- ユーザーフレンドリー:人気ツールでそのまま使えるシームレスな体験
- 簡単セットアップ:ワンクリックインストールですぐに接続
Local MCP Proxyは、 AI Hubプリセット → 安全な認証 → 外部ツール という連携フローを提供し、 ユーザーがどこからでもAI Hubのプリセットを自由に活用できるようにします。