Redis
Redisデータベースと接続してキー・バリューストレージ作業、キャッシング、データ照会・管理機能を使用することができます。
主要機能
- Redisコマンド実行
- キー・バリューデータ操作
- リスト、セット、ハッシュなど様々なデータタイプサポート
- JSONデータ処理
- ベクターデータ保存・照会
- 検索インデックス管理
基本情報
認証方式
Redis接続情報を使用して認証します。
入力パラメータ
- Host (必須): Redisサーバーホスト
- Port (必須): Redisサーバーポート (デフォルト: 6379)
- Password (選択): Redis認証パスワード
- Database (選択): 使用するデータベース番号 (デフォルト: 0)
- Cluster Mode (選択): クラスターモード使用可否
サポートするMCPツール
run_command
Redisコマンドを実行し結果を返します。
入力パラメータ:
commandText
(必須): 実行するRedisコマンド
サポートするコマンド:
基本コマンド
- GET: キーの値を照会します
- SET: キーに値を設定します
- DEL: キーを削除します
- TYPE: キーのデータタイプを確認します
- EXPIRE: キーに有効期限を設定します
- RENAME: キーの名前を変更します
リストコマンド
- LPUSH: リストの左側に要素を追加します
- RPUSH: リストの右側に要素を追加します
- LPOP: リストの左側から要素を削除し返します
- RPOP: リストの右側から要素を削除し返します
- LRANGE: リストの範囲内要素を照会します
- LLEN: リストの長さを返します
セットコマンド
- SADD: セットにメンバーを追加します
- SREM: セットからメンバーを削除します
- SMEMBERS: セットのすべてのメンバーを照会します
ハッシュコマンド
- HSET: ハッシュフィールドに値を設定します
- HGET: ハッシュフィールドの値を照会します
- HGETALL: ハッシュのすべてのフィールドと値を照会します
- HDEL: ハッシュフィールドを削除します
ソート済みセットコマンド
- ZADD: ソート済みセットにメンバーを追加します
- ZREM: ソート済みセットからメンバーを削除します
- ZRANGE: ソート済みセットの範囲内メンバーを照会します
情報コマンド
- INFO: Redisサーバー情報を照会します
- DBSIZE: 現在のデータベースのキー数を返します
- CLIENT_LIST: 接続されたクライアントリストを照会します
JSONコマンド
- JSON.SET: JSONデータを設定します
- JSON.GET: JSONデータを照会します
- JSON.DEL: JSONデータを削除します
検索コマンド
- FT.INFO: 検索インデックス情報を照会します
- FT.SEARCH: 検索インデックスで検索を実行します
- FT.CREATE: 検索インデックスを作成します
ベクターコマンド
- SET_VECTOR: ベクターデータを設定します
- GET_VECTOR: ベクターデータを照会します
- GET_INDEXES: インデックスリストを照会します
その他コマンド
- PUBLISH: メッセージを発行します
使用例
例えば、
- Promptで「Redisで『user:123』キーの値を照会してください」と入力すると、
- LLMはMCPを通じて
run_command
ツールを呼び出してGET user:123
コマンドを実行します。 - そして、Tool呼び出し結果を基にチャットで応答します。
注意事項
- Redisパスワードは安全に保管してください。
- 大容量データ照会時はパフォーマンスに注意してください。
- データ修正コマンド使用時は慎重に検討してください。
- ネットワーク接続状態を確認してください。
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