AWS
AWSクラウドサービスと接続してAWS CLIコマンドを実行することができます。
主要機能
- AWS CLIコマンド実行
- AWSサービス管理・照会
- リソース状態確認
- 自動化されたAWS作業実行
基本情報
認証方式
AWSアクセスキーを使用して認証します。
入力パラメータ
- Access Key (必須): AWSアクセスキーID
- Secret Access Key (必須): AWSシークレットアクセスキー
- Session Token (選択): 一時認証情報使用時のセッショントークン
- Region (必須): AWSリージョン (例: us-east-1, ap-northeast-2)
サポートするMCPツール
AWS CLI実行ツール
run_aws_cli
AWS CLIコマンドを実行し結果を返します。
使用例
例えば、
- Promptで「現在のAWSアカウント情報を確認してください」と入力すると、
- LLMはMCPを通じて
run_aws_cli
ツールを呼び出してaws sts get-caller-identity
コマンドを実行します。 - そして、Tool呼び出し結果を基にチャットで応答します。
サポートするAWS CLIコマンド例
アカウント・認証
aws sts get-caller-identity
: 現在のユーザー情報確認aws sts assume-role
: ロール切り替え
EC2管理
aws ec2 describe-instances
: EC2インスタンスリスト照会aws ec2 start-instances
: インスタンス開始aws ec2 stop-instances
: インスタンス停止
S3管理
aws s3 ls
: S3バケットリスト照会aws s3 cp
: ファイルアップロード/ダウンロードaws s3 sync
: ディレクトリ同期
RDS管理
aws rds describe-db-instances
: RDSインスタンスリスト照会aws rds create-db-snapshot
: スナップショット作成
Lambda管理
aws lambda list-functions
: Lambda関数リスト照会aws lambda invoke
: Lambda関数実行
CloudFormation管理
aws cloudformation list-stacks
: スタックリスト照会aws cloudformation describe-stacks
: スタック詳細情報照会
AWS認証情報設定方法
- AWS IAMコンソールでユーザー作成
- 必要な権限ポリシー連結
- アクセスキー作成・ダウンロード
- 作成されたアクセスキーとシークレットキーを安全な場所に保存
注意事項
- AWS認証情報は安全に保管してください。
- 必要な最小限の権限のみ付与することを推奨します。
- コマンド実行時にタイムアウトが設定されています(デフォルト30秒)。
- コストが発生する可能性があるコマンド実行時は注意してください。
- プロダクション環境では特に慎重に使用してください。
コンテンツ保全に関するご案内
現在、update_pageツールを使用する際、レスポンス軽量化のためのトークン節約方式により、画像、動画、添付ファイルなどのオリジナルメディアコンテンツが削除または損失する可能性があります。 近い将来、コンテンツの保全機能がデフォルトで適用され、トークン節約のためのレスポンス簡略化機能はオプションとして提供される予定です。
制約事項
現在、Confluence APIレスポンスのADF(JSON形式)ドキュメント構造を解析し、基本的なテキスト書式(見出し、リスト、コードブロックなど)のみをMarkdownに変換します。
⚠️ 基本原則: データ軽量化(トークン節約)のため、ADF固有の視覚的、動的、構造的な機能は意図的に削除または簡略化されます。
完全に失われる機能:
- media, mediaSingle: 画像、動画、添付ファイル。
- layoutSection, layoutColumn: 多段カラムレイアウトは単一カラムに平坦化されます。
- extension, bodiedExtension: 目次、Jira課題などのすべてのマクロ。
- mention: ユーザーメンション(@username)。
- taskList, decisionList: チェックリストおよび決定事項ブロック。
- emoji: 絵文字。
簡略化される機能:
- table: セルの結合、背景色、ヘッダー書式などが削除された基本的なMarkdownテーブルに変換されます。
- panel: 色やアイコンが削除された単純な引用ブロックに変換されます。
- inlineCard: プレビューが削除された単純なリンク url に変換されます。
- date: YYYY-MM-DD 形式のプレーンテキストに変換されます。
- marks: 文字色や上付き/下付き文字などの高度な書式は無視されます。
⚠️ 推奨事項 画像、テーブル、レイアウトなどの重要な書式を含むページは、データ損失を防ぐため、必ずConfluenceのWebサイトで直接修正および確認を行ってください。
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